ピンクのワンピをなびかせて

ある大きな決断をして東京に戻ってきた。


「あら、随分と思い切ったわね。」

私の大胆不敵な報告に、みんなが目をいつもより少し見開いて意識を向ける。

どうしてそうなったの?と。


一通り説明し終えると「アナタらしいね。」と微笑んでくれるからほっとする。


「おいおい、正気か?」と引き止めようとする人もいるけれど、

頭ごなしに否定されることはなく意思を尊重してくれてる。

大変ありがたい。


心配をかけちゃってるけれど、わたしはかなり清々しい気持ち。


「占いなんて、何を元とするパワーなのかわからないから信じちゃダメ。あんなの気休めなんだから」と人々はいうけれど、人間ひとりひとりには生まれ持った運命があると思う。もちろん祈りの力は強力で、祈り願えば、その思いは通じるし、運命の星座だって書き換えることができると信じている。


でも、


このカラダに魂が宿ったのも

この家族に生まれてきたのも

今この場所に立っているのも

人々と出会い、学びを得て、

胸をときめかせる物があり、

情熱を燃やして思い焦がれるのも、


全て必然的なもの、運命だと思う。


そして今まで辿ってきた運命は、どれも私にとって最善のものだった。


だからこれからも私は運命に身を任せたい。

置かれた環境で全力を尽くしたい。



3年前、これから飛び込む新たな世界にドキドキしていた私は、今日の私を見たら何て思うだろう?



色んな物から距離を置いた1ヶ月。

明日からまた新たにスタート。

自分のペースで、勝ちに行くから。


No turning back.


ピンクのワンピが春風になびく、卯月。

Cup of Grace

1杯の紅茶と溢れるほどの恵

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