London -食に見る多様性-

「イギリスの食文化は貧しい」とよく耳にするけれど、実際に行ってみると、胃袋が1つしかないのが悔やまれるほどロンドンには美味しいものがたくさんあった。


ロンドンといえば世界中の人が集まる多国籍都市。メルティングポットという言葉がぴったり。食に対する需要も顧客も幅が広くて、世界各国の料理が楽しめるようになっている印象がある。


例えば、街を歩いているとよく目にするのがお寿司屋さん。ここでもSushi Loverは健在のよう。他にもコリアンバーベキュー、中華ダイニング、フォーが人気のベトナム料理、私が愛してやまないメキシカンのChipotleにシナボンまで、多国籍料理で溢れていた。


出国以来我慢していた親しみのある料理の名前に興奮が駆り立てられ、思わずお店の中に入ってしまう。故郷を恋しく思う私たちには大変有り難い環境。夜の舞台観劇を終えた後、閉店間際に駆け込んで久しぶりに食べたフォーは格別に美味しかった。


もちろん、イギリスを代表する料理であるフィッシュアンドチップスやお肉と野菜が入ったパイも食べたけど、どれも味わいがありペロリと食べれてしまった。てきとうに入ったレストランで頂いた白身魚のフライが入ったサンドイッチはシンプルだけど記憶に残る味で、もう一度食べたいな。


アメリカ留学時代にメキシコ料理の次に好きだったマッシュドポテトをサイドメニューとして付けれるのも、私は嬉しくて堪らなかった。



結論:ロンドンでは食欲が止まらない。
(本当に食べ過ぎて、フランスに戻ってから消化剤を飲むことになる)

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