London -可愛いが詰まった街-
ロンドンという街がとにかく可愛い。
真っ赤なロンドンバスと変わった形のタクシーが仕切り直しに走っていた。こんなに多いのね!と正直驚いた。
同じ建物として繋がっている家々はそれぞれのドアの色が異なっていて、紫、青、緑、黄色と鮮やか。煉瓦造りの建物は温かみがある。フランスと同様、現代的な建物よりも歴史を感じるものの方が多い。
一方で、宮殿や大聖堂などの歴史的建造物はフランスとは違った印象。ベルサイユ宮殿などのフランスの歴史的建造物は、大きなシャンデリアや優美な装飾が多くて煌びやかであるのに対して、イギリスのものは、もちろん美しいんだけどもっとシックで落ち着いている。どちらも信じられないようなレベルの高い建築技術と装飾技術が使われていて迫力があり、艶美な雰囲気が漂うけれど個人的には、イギリスの洗練されている奥ゆかしさ方が好きだった。
歴史的建造物といえば、英国博物館とブリティッシュギャラリーに行った。英国博物館と聞くとイッテQで出川哲郎が英国博物館限定のゴムのアヒルを探しまわる回が思い起こされる。1番好きな企画。有名な展示物はロゼッタストーン。世界史のテストに絶対出るやつ。エジプトの歴史重要文化財のほとんどはイギリスが所有しているらしい。教科書や資料集で見たことがある物がたくさん展示されていた。
ロンドンを象徴するビッグベンは、まさかの修復期間中。ピーターパンがティンカーベルやウェンディたちとネバーランドに向かって飛び立つシーンで、一瞬停まる時計だけちらっと見れたからよかった。
賑やかな通りから小道に入れば、イケてるバーやこじんまりとしたカフェがたくさんある。ロンドンに住む人たちは雨の日には、本を持ってコーヒーを飲みに来るのかな。
可愛らしいデリのお店で1人で食事する叔父様もちらほらいて、胸キュンだった。
アンダーグラウンドの、プラットホームまで続く長いエスカレーターや廊下を歩きながら、大好きな映画「アバウトタイム」の主人公2人の日常シーンやキスシーンを思い出した。この映画は本当におすすめ。人生の豊かさを問うお話。
公園やガーデンの木々の葉は色鮮やかに染まっていて、日が差すとキラキラと光った。地面には黄色い絨毯が敷かれていて、人目を気にせず寝っ転がれたらどんなに気持ちいだろうかと思いながら、サワサワと音を立てながら葉っぱの上を歩いた。
噂通り、赤い電話ボックスはそこら中にある。ロンドンは本当に赤が映える。
シティ独特のパワフルな雰囲気は微妙に東京と似ていて、やっぱり私は都会が好きだな〜としみじみ。同時に自然の美しさを近くに感じられるしね。ロンドンに住みたいなんて贅沢なことは言わないけど、定期的に訪れたいと何度も思った。社会人になったらママを連れて行きたいな。
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