フランスのお水事情
フランス生活で私を困らせているのが、お水。
日本の大部分のお水は軟水であるのに対し、フランスのお水は硬水。カルシウムやマグネシウムイオンが多く含まれている。石炭質も多くて、お湯を沸かすと白い沈殿物が出る。洗った食器の水分をきっちり拭き取らないと白くあとが残る。そして蛇口に石炭質が付着しやすい。洗濯物も洗剤と柔軟剤だけではごわごわしちゃうので、仕上がりをよくするために石灰中和剤や白ビネガーを入れることも。
何よりも、髪が傷む。
フランスに来て最初の1週間は観光をしていたため、日本から持ってきた旅行用シャンプー・リンスを使っていたのだけど、お風呂上りに髪がゴワっとしていて重い。日本のシャンプーは軟水用に作られているので、フランスのお水とは相性が悪い。フランスのシャンプーには、カルシウムとマグネシウムイオンなどを洗い流す成分が入っているらしい。
アメリカもなかなかの硬水で、住み始めて1年経った頃には髪の色が抜けて綺麗なブルネットになっていたけど、フランスでは一気に髪のコシがなくなった。重みが増したおかげで癖やハネがなくなったのは嬉しいけれど、ちょっと引っ張っただけですぐちぎれるし、かなり髪質が変わってしまったなと思う。ちょっぴりお金出してモロッカンオイルのシャンプー・リンスを使っているおかげで、ごわごわは軽減したけれど、髪質ばかりはどうしようもない、、、。
帰国したらまずは美容室に駆け込むんだろうなぁ。笑
1年以上前に入れたハイライトもかなり色が抜けてきたし、これを機に新しいヘアスタイルにしちゃおうかな。ちょっぴり楽しみ。
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